本研究の構想はシンガポール の数量 経済史 に関する 体系的な 研究を包括的に進めることにあった。これまで蓄積した 英領期シンガポールの 数 量経 済史に関する先行研究を基に ①1819-1869 期の長期経済統計推計、②1870 -1939期の 生活水準の国際比較、③1870 -1900 期の 政府財統計のデータベース作成 ④1870 -1939期のステープル理論 に関する 実証 的分析 という 4つの連動した研究課題に取り組んだ。研究期間中、国際会議報告を3回、出版を1つ、審査待ちを1つ達成した。
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