研究課題
基盤研究(C)
ハンブルクは、ヨーロッパを代表する貿易港である。1618-1868年の長期間にわたり、中立を維持した都市でもあった。そのためさまざまな商品がハンブルクに輸入され、そしてハンブルクから再輸出された。さらにハンブルクはヨーロッパ最大の製糖所がある都市であったので、さまざまな砂糖が入ってきた。本研究では、価格表を使い、ハンブルクに輸入された価格の変動を分析し、同市はヨーロッパの戦時中にも輸入したことを示した。
経済史