世界の医薬品開発をリードする新しいタイプのグローバルファーマを目指すことを目的に日本製薬企業の新たなビジネスモデルを提示し、研究開発力向上のための組織構造、及び経営理念を主軸とした組織文化による組織変革のリーダーシップの考察を試みた。 今後の日本製薬企業(ブロックバスター)は、スペシャリティファーマとして自社の存在意義を明確化し、CSR(企業の社会的責任)を前提として進化するCSV、つまり、パートナーシップによる価値協創のネットワークで、持続的な成長企業となることが肝要である。また、研究開発型の組織構造の確立と、組織文化によるトップ及び研究者の組織変革型リーダーシップが重要といえる。
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