企業の成長と地域社会の発展を目指す、CSV(共益の創造)の概念も含めたグローバルCSRが重要なテーマとなった。日本古来の売り手よし(企業)、買い手よし(顧客)、世間よし(地域社会)の「三方よし」は上記3者のWIN-WIN-WINの関係を創造する。 その根底にあるのがECSRのES(従業員満足)、CS(顧客満足)、CSR(企業の社会的責任)である。ベトナムやシンガポールなどアジア各国の取材、三方よし・渋沢栄一・二宮尊徳他、経営倫理の研究、アイルランドでの学会報告、バンコクでの経営倫理シンポジウムや日本での学会参加などから「経営倫理と経済性の一体化」した日本型CSVを検証・確認することができた。
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