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2014 年度 実施状況報告書

ステークホルダビリティの理論的構築に向けて-オープンイノベーションの視点から-

研究課題

研究課題/領域番号 26380477
研究機関大東文化大学

研究代表者

鶴田 佳史  大東文化大学, 環境創造学部, 准教授 (10532723)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードステークホルダー / オープンイノベーション / 環境経営 / CSR
研究実績の概要

本研究の目的は、「ステークホルダビリティ」のフレームワークを構築するために必要な情報を収集し分析し、その理論的構築への示唆を得ることである。
そして、本年度は、3年計画のうち「調査に関わる理論構築及び国内調査」に位置づけられる。
理論構築としては、ステークホルダビリティの特性を乱すため、ステークホルダー論、組織間関係論、経営組織論、環境経営について先行研究をサーベイし整理することに取り組んだ。
国内調査としては、研究調査対象を決定する予備調査として、企業1社のインタビュー調査を2回行い、アンケート調査の項目のイメージをつかんだ。アンケート調査とデータ分析については実施し始め、現在も継続中である。
上述のように、本年度は、おおむね研究計画に沿って研究が実施された。来年度は、アンケートの集計・分析を精査する。あわせて、インタビュー項目の作成、インタビュー調査対象企業の選定、インタビューの実施を行うことを予定している。さらに、最終年度に行う低炭素経済及び中小企業の環境経営のフレームワークの構築への示唆を得ることを目指す。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

ステークホルダビリティの特性についての考察は予定通り実施できた。具体的には、ステークホルダー論、組織間関係論、経営組織論、環境経営、企業倫理を中心とした先行研究をサーベイし整理した。その結果を、環境経営学会2014年度秋季研究報告大会にて研究発表を行った。
研究調査対象を決定する予備調査として、企業1社のインタビュー調査を2回行い、アンケート調査の項目のイメージをつかんだ。アンケート調査とデータ分析については実施し始め、現在も継続中である。
アンケート調査を一部実施しているため「当初の計画以上に進展している」としたかったが、仮説設定で現在も見直しを作業を行っているため「おおむね順調に進展している」とした。

今後の研究の推進方策

仮説設定の見直しをした上で、前年度の予備調査の結果にもとづいて調査先を決めインタビュー調査を行う。インタビュー調査で適切な情報(内容・数量)が得られない場合や疑問点が生じた場合には、適宜フォローアップを行う。
最終年度の成果発表(論文、シンポジウム等に)に向けて、インタビュー調査とアンケート調査の結果の分析と検証に注力する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ステークホルダビリティの理論的構築のための一考察2014

    • 著者名/発表者名
      鶴田佳史
    • 学会等名
      環境経営学会2014年度秋季研究報告大会
    • 発表場所
      神戸山手大学
    • 年月日
      2014-11-29

URL: 

公開日: 2016-05-27  

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