ステークホルダビリティの理論的枠組みの構築のために、ステークホルダー論、組織間関係論、経営組織論、環境経営、企業倫理等の先行研究のレビューと整理を行った上で、企業のステークホルダーダイアログの分析、アンケート調査とその分析、オープンイノベーション論からの企業のステークホルダー対応の整理、ステークホルダビリティの仮説検証を行った。 企業のステークホルダーダイアログの分析では、環境報告書・CSR報告書等から716社のデータを収集、ステークホルダーダイアログ実施の記載がある160社を対象として分析を行った。業種、事業規模、従業員による特徴はなく、横並びで同じような対応となっていることがわかった。
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