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2016 年度 実績報告書

チーム医療が病院の組織変革に与える影響に関する理論・実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 26380508
研究機関岡山大学

研究代表者

松田 陽一  岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (20346406)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード組織変革 / チーム医療 / 抵抗 / マネジメント
研究実績の概要

(1)渉猟調査の実施:松田と研究協力者の従来の研究成果等を対象に、本研究の目的に関する理論的な研究、予備調査、病院事例の収集等を継続して渉猟した。具体的には、関連する文献・論文・実務書・新聞雑誌記事等を渉猟し、本研究の位置づけ・論点・予想される結論や含意等を対照することである。これはかなりな部分においてできた。
(2)調査分析結果の検討:主に2014年に実施、2015年に公表したアンケート・インタビュー・観察調査に続いて、2016年にもアンケート調査を行った。これは、主に九州・中部・東海・関東圏の病院約2,000を調査対象にして行った。結果的には、前(2014年)調査と対照して大きな差異は見出せなかった
(3上記に基づいて、2016年9月24日午後1~4時、岡山大学津島キャンパス総合文化科学棟2階共同研究室において、「チーム医療マネジメント研究会~事例報告とディスカッション」を行った。具体的には、3名(病院)の事例報告(副院長、看護部長、事務長)、会場参加者(約40名)との質疑応答を行い、チーム医療の活用マネジメントについて、多くの知見を共有することができた。これについては、報告書『チーム医療マネジメント研究会~事例報告とディスカッション』として2016年12月に関係者約100名に配布した。
(4)学会等報告①2016年12月3日に中四国商経学会(於・広島大学)にて本テーマに関連する内容を川上(松田連名)が報告した。②台湾交通大学での報告:2016年12月17日に国立台湾交通大学管理研究所にて本テーマを人的資源管理に関連付けて、院生約40名を対象に松田と川上が報告した。
(5)諸調査結果の成果公表:2014年に実施したアンケート調査およびインタビュー調査の結果について、それぞれ報告書を作成し、さらに『岡山大学経済学会誌』への掲載を行った(以下、研究発表欄参照)。

備考

この研究を基に2016年9月24日午後1~4時、岡山大学津島キャンパス総合文化科学棟2階共同研究室において、「チーム医療マネジメント研究会~事例報告とディスカッション」を行った。具体的には、3名(病院)の事例報告(副院長、看護部長、事務長)、会場参加者(約40名)との質疑応答を行った。盛況であった。これについては、報告書として2016年12月に配布した。また、今後、継続しての開催要望が提起された。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2017 2016

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] チーム医療が組織変革に与える影響に関するアンケート調査報告・続2017

    • 著者名/発表者名
      松田陽一・川上佐智子
    • 雑誌名

      岡山大学経済学会誌

      巻: 48 ページ: 77-96

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] チーム医療の活用マネジメントに関するインタビュー調査の報告(後)2016

    • 著者名/発表者名
      松田陽一
    • 雑誌名

      岡山大学経済学会誌

      巻: 48 ページ: 79-100

    • オープンアクセス
  • [学会発表] 組織変革の抵抗における類型的議論の概観 -要因・メカニズム・除去の視点から-2016

    • 著者名/発表者名
      川上佐智子・松田陽一
    • 学会等名
      中四国商経学会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2016-12-03 – 2016-12-03

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公開日: 2018-01-16  

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