本研究の「目的1」「目的2」は、平成26~27年度研究において達成されている。平成28年度研究では、目的3「キャリア開発プログラムのトライアルに基づいて、その有効性について検証する。」に対して、一定の成果を確認している。〇学術論文1編:「組織におけるキャリア中期の危機:セミプロフェッションの心理的視点から」・韓国日本近代学会・『日本近代学研究』(53)、〇Preceding1編:韓国日本近代学会第33回国際学術大会「マネジメント能力を高めるためのCDP:学校組織におけるOFF-JTの機能」(慶北大学校)、〇学会発表2編:1.産業・組織心理学会第32回全国大会「ゼミプロフェッションのキャリア中期の危機:養護教諭のモティベーション」(立教大学)、2.人材育成学会第14回年次大会「学校組織における有効なCDPの構築に向けて:自己効力と学習行動に焦点をあてて」(東北大学)、〇調査報告書4編:1.A市教育研究会教務主任研修会「セミプロフェッションの仕事意識と仕事行動に対する多面的考察 報告書」(全47頁)、2.B県高等学校養護教諭研究会「養護教諭の仕事意識と仕事行動に対する比較分析」(全18頁)、3.全国養護教諭連絡協議会「養護教諭の仕事意識と仕事行動に対する多面的考察 報告書」(全53頁)、4.全国養護教諭連絡協議会「学校組織における有効なマネジメント(養護教諭編)」(全26頁) 調査研究活動として、B県高等学校養護教諭研究会および全国養護教諭連絡協議会において、ヒアリング調査および設計した「キャリア開発プログラム」のトライアルを実施し有効性を確認した。さらに、2017年6月には、2017年度組織学会研究発表大会「モティベーション視点からのキャリア中期の危機:公立学校の組織成員に焦点をあてて」(滋賀大学)での学会発表がエントリー済みである。
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