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2014 年度 実施状況報告書

グローバル化におけるコンテクストブランディングの概念整理と方法論の基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 26380573
研究機関中央大学

研究代表者

三浦 俊彦  中央大学, 商学部, 教授 (60190592)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードグローバル・ブランド / コンテクスト
研究実績の概要

研究課題(グローバル化におけるコンテクスト・ブランディングの概念整理と方法論の基礎研究)を解明するために、初年度(2014年度)は、理論研究(文献研究)と実証研究(企業実態調査)を行った。
理論研究については、これまでの先行研究をレビュー・検討する中で、その成果を一つの論文としてまとめた(三浦俊彦著、「コンテクスト・ブランディングのグローバル展開 -国を越えてのライフスタイルと世界観の提示-」『商学論纂』、第56巻、第5・6号、中央大学商学研究会、pp.115-158、2015年3月)。
実証研究については、2014/11/4(火)~11/10(月)の期間、インドネシア・ジャカルタに赴き、当地で日本企業の現地法人(ローソン、花王、グリコ、日清食品、ヤクルト、フマキラー、三菱商事)に対してインタビュー調査を行い、各ブランドのグローバル戦略についての実態を把握した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

先行研究のレビュー・検討はある程度できている。
一方、実証研究については、ジャカルタ(インドネシア)におけるインタビュー調査はある程度できたが、他の国においても今後同様な調査を続けていく必要がある。
また実証研究については、これら企業へのインタビュー調査に加え、企業が提供するブランドの受け手である各地の消費者への調査も今後は行っていく必要がある。
以上から、初年度の達成度としては、おおむね順調に進展していると考える。

今後の研究の推進方策

今後は上記「現在までの達成度」にも記したように、インドネシア以外の国においても企業インタビュー調査を行うと共に、2年目(2015年度)には、新たに各地の消費者調査を行い、企業視点と消費者視点の両面から、課題の解明に努めたい。

次年度使用額が生じた理由

初年度は、まず先行研究レビュー・検討などの理論的研究から進めたが、そこにある程度時間がかかってしまったため、実際の調査(国外・国内)については、ジャカルタでの企業インタビュー調査のみになってしまったため。

次年度使用額の使用計画

2年目(2015年度)については、繰り越された予算額も適切に使用して、企業インタビュー調査および消費者調査の実施を計画している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] コンテクスト・ブランディングのグローバル展開 -国を越えてのライフスタイルと世界観の提示-2015

    • 著者名/発表者名
      三浦俊彦
    • 雑誌名

      商学論纂

      巻: 56 ページ: 115-158

URL: 

公開日: 2016-05-27  

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