研究課題
基盤研究(C)
規制緩和・自由化が進んだため、保険会社を選択することの重要性が増加した。生命保険会社の財務の健全性が生命保険会社の収入保険料、保有契約数、新規契約数、解約率などに与える影響について相関分析をし、次に得られた結果を元に回帰分析することで生命保険市場に市場規律が存在する可能性について考察した。結果、生命保険市場において格付情報やソルベンシーマージン比率が良化した場合に市場規律が機能している可能性が認められたが、限定的であった。
保険論