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2014 年度 実施状況報告書

私的空間におけるアジア消費者間コンテンツ・シェアリング行動とメカニズムの比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 26380592
研究機関沖縄国際大学

研究代表者

原田 優也  沖縄国際大学, 産業情報学部, 教授 (90352476)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード私的空間 / コンテンツシェアリング / アジア比較研究 / マーケティング / 消費者行動
研究実績の概要

平成26年度は中国(上海)とタイ(バンコク)で、研究協力者および海外研究協力者と伴う現地調査を実施した。
1)中国の現地調査:兪炳強教授(沖縄国際大学、研究協力者)とともに、上海市場における消費者間コンテンツ・シェアリング行動に関する資料調査および現地視察を行った。具体的には①上海消費者の娯楽コンテンツ・シェアリングが多い商業施設、インターネットカフェ周辺などで娯楽コンテンツ・シェアリング状況などを視察した。②上海書城のブックスセンターで上海市場の関連資料や図書など精査し、必要な図書資料を購入した。③上海消費者の娯楽コンテンツ利用状況などについて、上海対外貿易学院教員と意見を交換し、アンケート調査の実施期間などについて調整した。
2)タイの現地調査:タイのバンコク市場における消費者間コンテンツ・シェアリング行動に関する資料調査および現地調査を行った。具体的には、①日本娯楽ソフトのコンテンツ・シェアリングが多いチュラーロンコーン国立大学周辺およびラーチャパーソン地区商業施設、インターネットカフェ、サイアム駅周辺などで日本製娯楽ソフトコンテンツシェアリング状況を視察した。②チュラーロンコーン国立大学のブックスセンター、現地書店(アマリンブックセンター、SE-EDブックス)で関連資料や図書など精査し、購入した。③タイ大学の大学生を対象にしたアンケート調査の実施期間などについて研究協力者と打ち合わせを行い、チュラーロンコーン国立大学と国立ブーラパー大学にてアンケート調査を実施した。
現在、筆者がタイで行った海外インタビュー・現地調査のデータを整理し分析中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

中国の現地調査では、視察調査、引き取り調査およびアンケート調査を行ったが、中国人の消費者間コンテンツ・シェアリング行動に関するアンケート調査が実施できなかったため、研究計画が遅れている状況です。H27年度、再度海外研究協力者と調整し、上海の大学でアンケートを実施する予定です。

今後の研究の推進方策

H27の調査計画通り、研究協力者および海外研究協力者と一緒に海外現地調査を行い、アジア消費者間コンテンツ・シェアリング行動の概念モデルを検証し、中国、台湾、韓国とフィリピンでアンケート調査および聞き取り調査を行う予定です。

次年度使用額が生じた理由

2015年3月下旬に専門図書などを購入したが、本学科研費の申請締め切り日の後であったため、申請が間に合わなかった。

次年度使用額の使用計画

平成27年度4月に申請書を関係部署へ提出した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] アジア新中間層における日本エンターテイメントビジネスの消費行動2015

    • 著者名/発表者名
      原田優也
    • 学会等名
      平成27年度うまんちゅ定例講座
    • 発表場所
      沖縄国際大学
    • 年月日
      2015-10-03
  • [図書] 沖縄の観光・環境・情報産業の新展開2015

    • 著者名/発表者名
      原田優也、、兪炳強、木村眞実、田口順等、仲地健、他
    • 総ページ数
      印刷中
    • 出版者
      泉文堂

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公開日: 2016-05-27  

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