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2016 年度 研究成果報告書

「目で見る」複合調査の方法論の構築(その1.調査票設計の影響を計量的に把握する)

研究課題

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研究課題/領域番号 26380643
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関埼玉大学

研究代表者

松田 映二  埼玉大学, 社会調査研究センター, 准教授 (90649964)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード調査法研究 / 複合調査 / 郵送調査 / レイアウト / 選択肢配置 / 初頭効果 / 中間選択肢 / 表形式
研究成果の概要

本研究は、質問と選択肢文を「目で見る」調査の回答バイアスを研究し、「目で見る」複合調査を実現することを目的としている。その第一段階として、郵送調査による調査票レイアウトが回答に及ぼす影響を精査した。初頭効果は択一でも複数回答でも高頻度で発生する。選択肢を2段配置すれば1段配置より初頭効果は薄れる。選択肢文の長いものなどは選ばれやすい。中間選択肢は中間に配置すれば回答数は増えるが、最後に配置すれば激減する。中間選択肢を中間に配置しても最後に「その他」を設ければ中間から最後の方に回答が拡散される。回答行為は意味上の中間ではなく視覚上の中間の影響を受ける。これらの知見が発表や論文で周知されている。

自由記述の分野

社会調査

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公開日: 2018-03-22  

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