日本の在留資格に『介護』は含まれておらず、これまで外国人介護労働者は日本で働くことはできなかった。ところが2016年11月28日に、日本の介護福祉士資格保有者が介護の仕事につけるようにしたり、技能実習制度に介護職種を追加したりする外国人介護労働者が就労できる法律が公布された。この様に、日本の外国人介護労働施策は大きな転換期を迎えている。 本研究は、介護現場で働く施設長や介護職員達が、この外国人介護労働者の介護現場への受入れに対して、どのように考えているのか、その意識を調査するとともに、その意識に関連する要因を明らかにした。また、日本の外国人介護労働者に関する文献目録集を作成した。
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