研究実績の概要 |
(1)本年度は国内調査デザインの基礎となる情報収集のため、国内のLGBT支援団体、LGBT当事者の政治家、LGBT当事者などへのインタビュー調査を数多く行った。具体的には以下の通りである(敬称略)。石坂わたる氏(中野区議会議員)2015年11月5日/共生ネット(性的マイノリティーへの支援団体)原ミナ沙氏・小島和子氏 2015年11月5日/山口俊明(トシ)(カウンセラー)2015年11月26日/高野幸子氏(モンキー高野)(手話フレンズ代表)2016年1月12日 これらの成果は「SNS・LGBT・ろう文化の社会学的考察」(石原英樹研究室)に一部を抜粋掲載した。 (2)さらに調査デザイン設計のため、昨年度から引き続きサポート団体および性的マイノリティーの「居場所」として著名な新宿二丁目のフィールドワークを行った。その成果は写真集「I Shall Be Released」として一部をまとめた。 (3)昨年度に引き続き先行研究の収集を行った。関連図書のうち近年刊行の「LGBTと家族研究」の英語文献を42冊収集した。その一部は以下である。 Klein, Fritz 2014 Bisexual and Gay Husbands:Their Stories, Their Words,Taylor and Francis. /Goodfellow, Aaron 2015 Gay Fathers, Their Children, and the Making of Kinship, Fordham University.
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