知的障がい者の早期離職に影響を与える要因について,「療育手帳の等級」,「家族同居等の有無」,「仕事上の相談者の有無」,「製造業であるか否か」,「収入」,「一週間の就業日数」の6項目が選出された.続いて就労支援機関の支援者及び企業の事業主・障がい者雇用担当者等10名に対しアンケート結果に基づいて半構造化面接を用いたインタビューを実施した. 職場定着の促進に向けた取り組み・工夫等について,支援者からは職場訪問等のモニタリングや職場環境調整が,事業者からは,本人に対する声かけの励行や支援機関との連携等が挙げられた.
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