研究課題/領域番号 |
26380816
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研究機関 | 兵庫大学 |
研究代表者 |
田中 愽一 兵庫大学, 生涯福祉学部, 教授 (20149529)
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研究分担者 |
杣山 貴要江 兵庫大学, 生涯福祉学部, 教授 (40369137)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | フィンランド / 特別支援保育 / ラヒホイタ / デュアルシステム / 幼児教育 / IEP / 介護技術 |
研究実績の概要 |
特別支援保育士の知識及び技術において、介護技術の視点から介護の高度化を参考に必要なスキルの検証を行った。介護において知識・技術・コンピテンスの整理をもとに特別支援保育士の知識・技術・コンピテンスをフィンランドのラヒホイタヤ及び特別支援教育(保育)の養成課程を調査した。フィンランドの特別支援保育士(教諭)は大学院修士課程の教育科学研究科(Master's Degree Programme in Education Sciences)で6領域、120単位の取得により修了し、さらに、60単位のSpecial needs educationに関する科目を修得しなければならない。内容ではInclusive Education and Participation in Early Years(5単位 151時間)の場合、講義は16時間、就労135時間、Inclusive Education (3単位93時間)では義は12時間、就労81時間となっており、理論と実践が同時並行で教育するデュアルシステムである。就労のうち4週間は他のデイケアセンター又は幼稚園で就労しなければならない。重要な職業能力は特別支援の必要な子どもの個別支援計画(IEP)の作成とその実践力(pedagogy)である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
他の研究事業(老健委託事業「地域包括ケアシステム下における在宅中重度高齢者を支える介護人材のあり方についての調査研究事業」)と社会福祉振興・試験センター「新しい介護福祉教育に関する調査研究事業と重なり、フィンランド語から日本ごへの翻訳の遅れもあって、本研究のまとめを次年度に繰り延べた。
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今後の研究の推進方策 |
これまでお調査資料、アメリカのchild Life Specialist、フィンランドのラヒホイタヤおよび大学院修士課程の特別支援保育(教育)の内容を整理し、日本の特別支援保育士養成の在り方をまとめ、本学の保育士養成の高度化を図る。
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次年度使用額が生じた理由 |
他の研究事業(老健委託事業「地域包括ケアシステム下における在宅中重度高齢者を支える介護人材のあり方についての調査研究事業)と重なり、フィンランド語から日本ごへの翻訳の遅れもあって、本研究のまとめを次年度に繰り延べた。
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次年度使用額の使用計画 |
これまでお調査資料、アメリカのchild Life Specialist、フィンランドのラヒホイタヤおよび大学院修士課程の特別支援保育(教育)の内容を整理し、日本の特別支援保育士養成の在り方をまとめ、本学の保育士養成の高度化を図る。
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