研究課題
基盤研究(C)
10歳代終盤から20歳代にかけての発達に関連して、その特徴の抽出と教育のあり方の検討を行った。この時期の青年は、新しい発達の階層への移行期にあり、移行に際しては交流関係の変化とそれに伴う交流の手段の変化が重要との指摘が導かれた。また発達について学ぶことで、自らと仲間の発達を守る行動がとれるようになり、それがさらに次の階層への移行の準備ともなることも示唆された。このような認識のもと、専門教育と教養教育をフィールドとした教授法開発を行った。
発達心理学