研究成果の概要 |
本研究では,学校コミュニティの中での心理職の効果的活用を促す学校マネジメントシステムの開発を目的とした。そこで,学校の管理職(校長,副校長・教頭)及び市町村教育委員会の指導主事・職員を研究協力者として,研究を行った。その結果,心理職活用に関する現状,問題として,SC活用体制の整備などの課題が示唆された。また,管理職を対象とした質問紙調査から,心理職活用尺度(管理職用)が作成された。 そして、マネジメント委員会が機能すると,心理職活用が促進されることが明らかとなった。さらに,生徒指導部委員会への心理的な介入により,教師の「心理職の有用性」が高まること,生徒の学校適応感が高まることが明らかとなった。
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