研究課題
基盤研究(C)
タブレット端末のコンピュータにメタ認知方略(自己説明)を組み込んだ算数問題解決システムを開発し、児童に算数問題を解決させた。研究期間は児童が小学5年生になった4月から6年生の12月までであった。研究の結果、6年生の12月に実施した転移テストで、上位群と下位群の成績の差異が小さくなった。このことは、メタ認知を組み込んだシステムの開発によって、適応的な算数問題解決者が育ってきたことを示すと指摘できる。
教育心理学