| 研究課題/領域番号 |
26380921
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| 研究機関 | お茶の水女子大学 |
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研究代表者 |
伊藤 亜矢子 お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 准教授 (50271614)
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| 研究分担者 |
下田 芳幸 富山大学, 教育学部, 准教授 (30510367)
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| 研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| キーワード | スクールカウンセリング / 全校型支援 / コンサルテーション / 心理教育 / 学級風土 / 国際比較 |
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| 研究実績の概要 |
１）全校型モデルのワークブックの作成：平成25年度に韓国の研究者と行ったスクールカウンセラー（以下SC）実践に関わる調査の一部結果を心理臨床学会で発表した。また東アジアおよび環太平洋地域のSCプログラムの英文学術誌特集号に投稿し掲載された。ワークブックの一部を試作し、2月にはSC向け研修会にて実用性を検討した。
２）普及版心理教育教材の作成：公立中学校で8回シリーズの心理教育を行い、初心者に必要な知識等について検討した。ニーズ調査に用いるマルチ質問紙については共同研究者とともに英文誌に投稿した。
３）普及版学級風土アセスメント･ツールの作成 平成25年度実施の7000名データを分析し新尺度を構成した。また新版担任用ワークシートを作成し、学級風土質問紙と合わせてのべ約150学級に実施しフィードバックも含めて事例収集とシートの実用性の検討を行った。韓国版の学級風土質問紙について韓国の共同研究者と英文学術誌に投稿掲載された。
４）トレーニング・プログラムの構築：3回のSC対象研修会を通して主要な要素等を検討した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研修会の開催や心理教育等についてはおおむね予定通りであったが、論文執筆やアセスメントツール整備に時間がかかったため、ワークブックの作成や分析プログラムの作成（改訂）等についてやや遅れがある。
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| 今後の研究の推進方策 |
＜今後の研究の推進方策＞最大1600バイト、改行は5回まで入力可。
１）全校型モデルのワークブックの作成：平成25年度に韓国の研究者と行ったスクールカウンセラー（以下SC）実践に関わる調査について分析を継続し投稿を準備する。並行して、各国との国際比較から理論面を、また、ベテランSCグループの実践から実践面について検討のうえで、ワークブックの作成を継続する。SC向け研修会にて実用性を検討する。
２）普及版心理教育教材の作成：公立中学校で6回シリーズの心理教育を行い、初心者に必要な知識等についてさらに検討する。これまでの成果の一部を学会発表の予定。
３）普及版学級風土アセスメント･ツールの作成 平成25年度実施の7000名データから作成した新尺度について論文投稿および分析ソフトの作成を行う。新版担任用ワークシートを作成し、27年度も学級風土質問紙と合わせてのべ約150学級に実施しフィードバックも含めて事例収集とシートの実用性の検討を行う。
４）トレーニング・プログラムの構築：SC対象研修会を通して得た主要な要素等を精査し、ワークブックと合わせて、プログラムの試案を整備する。また米国のスクールカウンセラー養成授業の参加等で資料収集の予定。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
海外での資料収集および研究発表を予定していたが、校務等で調整がうまく行かず見送ったこと、ツール作成（分析プログラム）について、形式や基準となる尺度構成について見直しの必要が生じ、作業を翌年度に見送ったことなどが主な理由である。
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| 次年度使用額の使用計画 |
海外での資料収集とプログラム整備等について、なるべく今年度の前半から着手し、計画的に行う。特にプログラム整備については、基準値等の見直しは今年度当初までに終了したので、プログラム作成者と調整しながら進める。
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