本研究では、創造的問題解決における心理メカニズム解明のための7つの有効な知見を得た。「ゲーム利用教育の学習評価(西浦, 2017)」の中で、(1)研究プロセス、(2)各種変数、(3)実験デザイン、(4)研究論文の種別、(5)学習評価の注意事項の解説を行った。さらに、(6)ブレインストーミング中の気分の変化(抑うつ、不安、楽観性、エフォート、覚醒、回避)を明らかにした。(7)脳マッピングデータの分析により、発散的思考課題における左右側頭葉の変化を観察した。カードゲーム利用教育のスキームを応用し、(8)アウトドア教育の有効性を示した。(9)共同作業時のほめ言葉の影響を明らかにした点である。
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