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2016 年度 研究成果報告書

不安の高さが妨害情報の抑制過程に及ぼす影響と神経基盤の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26380986
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験心理学
研究機関神戸大学

研究代表者

松本 絵理子  神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (00403212)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード注意 / 感情 / 不安
研究成果の概要

本研究課題では、高い集中を要求する課題に取り組む際の課題非関連な妨害情報の抑制メカニズムについて検討を行ったものである。特に、不安感などの感情処理の個人差が不要な情報の抑制プロセスに及ぼす影響について着目した。課題非関連な情報の感情価の程度により、高不安者は脅威情報の抑制が困難になることが示された。さらに、無表情であっても人の顔情報が付与された場合には、課題成績にネガティブな影響が見られ、その個人差特性と要因についても分析を行い知見を得た。これらの知見は、妨害性の高い環境における問題解決や社会不安等の症状背景の理解等に寄与しうる基礎的な研究の展開につながり得るものであると考えられる。

自由記述の分野

認知心理学

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公開日: 2018-03-22  

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