本研究ではオープンソースかつ装置の3Dデータを自由に入手可能な頭部装着型アイトラッカーの開発を目的とした。頭部装着ユニットの開発においては、多様な照明状況に対応するための照明ユニットの組み込みおよび照明ユニットに必要なパーツの選定が今後の課題として残った。ソフトウェア開発では、デジタルIOユニットのサポート、対応カメラユニットの追加などの機能強化を行ったほか、PsychToolboxとの連携を可能とするsgttoolboxの開発を行った。sgttoolboxの性能評価実験を学術論文として公開したほか、開発したソフトウェアをインターネット上に公開した。
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