研究課題/領域番号 |
26380996
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 三重大学 (2015-2017) 大阪経済大学 (2014) |
研究代表者 |
栗田 聡子 三重大学, 国際交流センター, 准教授 (60588317)
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研究分担者 |
片山 順一 関西学院大学, 文学部, 教授 (80211845)
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連携研究者 |
室橋 春光 札幌学院大学, 人文学部, 教授 (00182147)
福島 宏器 関西大学, 社会学部, 准教授 (50611331)
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研究協力者 |
LANG Annie Indiana University, Media School & Cognitive Science Program, Distinguished Professor
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 暴力的ゲーム影響 / 情動的情報処理 / 生理心理測定 / 脳波 / 事象関連脳電位 / 心拍活動 / 動機システム / 注意 |
研究成果の概要 |
米国での度重なる無差別銃撃事件が引き金になり,「暴力的ゲーム は青少年の心理や行動に悪影響を与えるのでは」との社会的懸念が国内外で高まっている。研究者らは,暴力的ゲームの習慣的経験は,現実の暴力的で残虐な出来事に対して麻痺させる(脱感作)影響があり,それが攻撃的な態度や行動につながると説明する。しかし,本研究は主要な研究者らが唱える理論の一部に疑問を呈し,脳波を含む複数の生理データを収集して解析した結果,認知の「鋭敏化」というもう一つの影響を発見した。暴力的ゲームという刺激を通じて動的に進化(退化)している可能性の高い青少年の認知と感情,その現象の意味について科学的見地から提言する。
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自由記述の分野 |
メディア心理学
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