フィンランドやリトアニアとの国際的な共同研究を継続的に展開し,日本における実践参画型のフィールドワークを継続し,ナラティブ・ラーニング(NLG)の基礎理論を構築した.最終的には,多くの現職教師教育の現場(教職大学院等)でも応用可能なNLGに関する典型モデルを臨床教育学の観点から構想し,大学院における高度専門職業人養成の臨床的なプログラムを開発し,北海道教育大学大学院学校臨床心理専攻における臨床生徒指導特論・演習のカリキュラム改善に活用することができた。また、その成果を学術論文や国際学会の発表等で広く社会に還元することができた.
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