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2015 年度 実施状況報告書

大学における研究志向型カリキュラムに関する比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 26381020
研究機関愛媛大学

研究代表者

中井 俊樹  愛媛大学, 教育・学生支援機構, 教授 (30303598)

研究分担者 中島 英博  名古屋大学, 高等教育研究センター, 准教授 (20345862)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードカリキュラム / アクティブラーニング / 大学教育 / 学生による研究体験
研究実績の概要

欧米の大学では、学生の研究活動という観点から、大学のカリキュラムや授業を捉え直し、学士課程教育における学生の研究体験(Undergraduate Research)を促進する方策がとられている。本研究では、欧米の大学で実施される研究志向型カリキュラムを踏まえて、日本の大学において有効な研究志向型カリキュラムの理念と方策を明らかにすることを目指している。
2015年度に行った研究の進捗状況は次の3点にまとめられる。第一に、学生の研究体験に関する論点を明確にした。第二に、アメリカの大学における研究志向型カリキュラムの実態の調査を進めた。第三に、それらの作業を踏まえて授業に研究を取り入れる具体的な方法を明示化し、2015年12月刊行の書籍『アクティブラーニング』の中に「授業に研究を取り入れる」という章を執筆した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2015年4月に大学を移ることになり、研究環境を整えるのに時間を要した。また、研究分担者が在外研究の機会を得ることができたため予定通り進められなかった。

今後の研究の推進方策

最終年度に向けて研究分担者の追加などを行い、研究体制を整備した。

次年度使用額が生じた理由

2015年4月に大学を移ったため研究環境を整備する必要が生じたため、順調に研究を進められなかった。

次年度使用額の使用計画

研究分担者を追加することで研究を進め、最終年度として研究をまとめる予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 授業において発問を活用する2015

    • 著者名/発表者名
      中井俊樹
    • 雑誌名

      教育学術新聞

      巻: 7月8日号 ページ: 2-2

  • [雑誌論文] 授業における発問を理解する2015

    • 著者名/発表者名
      中井俊樹
    • 雑誌名

      教育学術新聞

      巻: 7月1日号 ページ: 2-2

  • [図書] アクティブラーニング2015

    • 著者名/発表者名
      中井俊樹
    • 総ページ数
      202
    • 出版者
      玉川大学出版部

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公開日: 2017-01-06  

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