本研究では、具体的なカリキュラムマネジメントの方法を明らかにし、それらの方法を体系化した上で、実践のためのハンドブックを開発した。 教育目標の設定・共有、評価を核としたマネジメントサイクル、教科横断的なカリキュラム編成と実施、パフォーマンス課題を活用した教科のカリキュラムづくり、集合型の教員研修や校内研修の方法などの具体的な方法を開発し、これらの方法を統合する全体構造を示した。また、構造モデルに基づき学校の実践を評価するツールを提案し、他の手法との比較において特色を明らかにすると共に、カリキュラムマネジメントの実態把握をした。
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