研究課題
基盤研究(C)
本研究では、植民地期朝鮮における「夜学」という教育実践をいわゆる「抑圧―抵抗」という二項対立で捉えがちであった問題を乗り越えるため、当時の夜学を経験した人々からオーラル・ヒストリーを聞き出し、夜学の実態をより多面的に考察した。それにより、当時の不就学者の学びにおける夜学の役割や意義のみならず、当時の社会及び生活状況や朝鮮民衆の対日認識等についても明らかにすることができた。
教育学