研究課題/領域番号 |
26381150
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
劉 文君 東洋大学, IR室, 准教授 (80508408)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 大学管理・運営 / IR / 大学組織 / 質的保証 / 国際交流 / 比較研究 / 学生支援 / 学生調査 |
研究実績の概要 |
概ね計画どおりに研究が進んでおり、中国における大学、教育行政機関での現地調査を行いました。また、文部科学省及び日本学生支援機構の委託事業に参加して、日本に関する調査を行った。国際高等教育研究フォーラム、学会発表を行い、報告書、論文の執筆、公表を行った。その他、海外の研究者を招聘し、交流会・ワークショップを開催した。主な研究成果:論文:劉文君「日本型IR の構築のために─全国大学IR 調査から」.586,17-22頁、査読あり、2016年12月(共著)、劉文君「日本におけるIRの機能―IR組織の設置との関連に着目して―」筑波大学『大学研究』 第42号、65-75頁、査読あり、2016年6月発行。劉文君「(2)学生生活費等について ①大学学部」日本学生支援機構『平成26年度学生生活調査分析結果』、2016年5月、査読なし、など。著書:劉文君「日本の大学におけるIRの現状」小林雅之編『大学のIR』pp.189-194、慶応義塾大学出版社、2016年3月。学会発表:劉文君「亜洲大学院校研究(IR)IR進展状况及其作用―日本与中国大陸・台湾之比較(“院校研究(IR)与高等教育質量提升”国際IRフォーラム、2016年中国院校研究年会、中国湖南大学)、劉文君「日本におけるIRの機能―IR組織の設置との関連に着目して-」(日本高等教育学会、2016年)。劉文君「アジア大学におけるIRと教育の質的保証ー日本、中国大陸・台湾を中心に」(日中高等教育研究ワークショップ 「大学教育の質的保証と評価」)、2017年1月、劉文君「学習プロセスのモニタリングツールとしての学生調査」平成28年度 東洋大学IR室シンポジウム 「高等教育における質的転換とIRの役割」平成29年3月。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
所属であるIR室での維一の専任教員として、高等教育研究、学生調査、学内外調査などを行い、本務は大変忙しい。また同じ研究期間において、学内の競争的研究助成(井上円了記念研究助成「研究の助成」)を受けた(研究テーマ「大学のマネジメントと教育改善におけるIRの機能に関する実証研究―日本・アメリカ・中国の比較」)。他の研究助成のエフォートが高くなり、科研費研究が遅れた.
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今後の研究の推進方策 |
従来の研究計画に従い、今まで行った調査結果を踏まえ、また追加調査を行い、新しい知見を加え、研究成果を収める。 さらにワークショップ、シンポジウムの企画・開催、および国内外の学会発表を行い、研究成果を社会に還元するために、内外へ発信する。
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次年度使用額が生じた理由 |
他の研究助成のエフォートが高くなり、科研費研究が遅れた。
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次年度使用額の使用計画 |
追加調査および研究結果のまとめ、刊行を行う
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