研究課題/領域番号 |
26381163
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研究機関 | 日本文理大学 |
研究代表者 |
山岸 治男 日本文理大学, 工学部, 教授 (40136768)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | スクールカウンセラー / 有効活用 / 幼児期体験の聞き取り |
研究実績の概要 |
「スクール・カウンセラーの有効活用と学校経営」を研究ノートとして「日本文理大学紀要44-1」に掲載した。 本研究ノートは、近年約20年間継続した中学校のスクールカウンセラー経験を本研究課題に引き寄せてまとめたものである。内容としては、学校運営が教育相談室担当教員を活かす状況であるか否かが、スクールカウンセラー活用に大きく影響する事実を事例に即して記す。運営において、保護者や地域関係者との連携が機能する場合、生徒の「教室復帰」は比較的順調に進む。 本研究に直結する内容としては、幼少年期に地域の諸行事や集団への参加が「多かった・少なかった」などが「引きこもり傾向」に関連することが経験的にではあるがわかったところである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
学会への積極的参加と、研究ノートを含む研究論文作成に向けた準備をしている。今春、3月に、日本生活体験学習学会に、これまでの成果について論文を投稿し、今秋に掲載が予定されている。
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今後の研究の推進方策 |
平成28年度は最終年度になるので、まだ少し不足している、幼稚園や保育所の観察を通した「現場の資料」の収集に当たりたい。先行研究等については予定通り研究を進めている。
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次年度使用額が生じた理由 |
ごくわずかですが、消耗品代を残しました。理由は、前年度購入分で間に合ったからです。次年度の研究に充てたいと思います。
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次年度使用額の使用計画 |
学会参加と聞き取り調査の旅費、および参考図書費として使用したいと計画しています
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