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2016 年度 研究成果報告書

大阪万博以降の美術ジャンル・主題をめぐる論点と図画工作・美術科教育内容への影響

研究課題

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研究課題/領域番号 26381181
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教科教育学
研究機関東京学芸大学

研究代表者

山田 一美  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (80210441)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード大阪万博 / テーマ・主題の生成 / コンピテンシー / 教科内容 / 図画工作科 / 美術科 / 構想力 / 現代美術
研究成果の概要

大阪万博期の現代美術は、1960年以後の新しい芸術家たちによって、メディア、操作、行為、概念、プロジェクトなどに関わり、平面・立体のジャンルを超える様相を示した。その主題は、輝かしい未来社会・都市を想像させ、博労小学校の図画作品に影響を与えている。一方で、現代美術は予期せぬ機械システムの暴走、環境問題等、現実と近未来への批判的な主題を提示した。大阪万博は同様に、開発・技術革新と,持続可能性という対峙する課題に直面していた。これら異なる態度の主題が美術教育内容に反映される場合、子どもたちは「自己内主題」の創出力と、解決・実現のための「構想力」という汎用的資質・能力を必要とすることが見出された。

自由記述の分野

美術科教育学

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公開日: 2018-03-22  

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