研究課題/領域番号 |
26381245
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
川崎 由花 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (90615832)
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研究分担者 |
寺澤 孝文 岡山大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (90272145)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 英語の4技能 / 語彙力 / 語彙レベル |
研究実績の概要 |
本研究は,英語の4技能における語彙レベルを測定し,技能間,及び,各技能と会話能力との相関関係を検証することを目的とする。 当該年度にはまず,テキストファイルの音読をするフリーソフト“Balabolka (version2.11)”を用いて,予備実験用の単語サウンドファイルを640個作成した。 また,9月に京都で行われた国際学会“e-CASE & e-Tech 2015-Fall”に出席し,スピーチの中で,語彙習得研究で用いる実験方法について述べた。同時に,教育とテクノロジーに関する情報収集を行った。 本研究では,高校1~3年生レベルを対象に,会話能力測定実験を行う予定であったが,年度途中に研究代表者の所属研究機関が変更となったため,実験計画の見直しを行った。実験参加者をあらたに募る必要があり,関係教育機関に問い合わせを行う等,調整を行った。 平成28年度は,参加者を決定し予備実験を含めた実験を実施する必要がある。本実験では,参加者個別に4技能の語彙レベルを測定することから,かなりの時間を要すると考えられる。したがって,研究期間内(平成28年度内)に一定の成果を得るために,実験の規模を縮小し,参加人数を制限して実施をする予定である。H26年度に高校生レベルを対象に行った語彙レベル調査についても,新しい実験参加者を対象に新たに調査を行い、分析をする必要がある。実験の遅れから,平成28年度に予定していた学会発表の件数を見直す予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
年度途中に研究代表者の所属研究機関が変わり,研究計画の見直しを行った。該当年度に実施を予定していた実験を中止し,平成28年度に行うことになった。
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今後の研究の推進方策 |
平成28年度は研究最終年度となるため,実験の遅れを取り戻すべく実験計画を再考し,年度内に終了できる規模での実験を予定している。必要があれば研究協力者をお願いし,できるかぎり年度内に当初の研究計画が遂行できるよう試みる。
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次年度使用額が生じた理由 |
平成27年度途中に研究代表者の所属研究機関が変更となり,研究,特に,実験に遅れが生じたため,次年度の使用となった。また,同理由により,計画をしていた国際学会に参加をしなかったため,そのための予算金額が次年度使用となった。
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次年度使用額の使用計画 |
実験準備,実施,結果分析,論文執筆,国際学会発表等に使用する予定である。
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