全国的な調査の結果から、子供たちの読解力に課題があることが明らかになっている。指定された箇所を読み取ることはできるが、様々な情報から目的に応じて必要な情報を見付けることなどができないことが指摘されている。この課題を解決するため、各教科の学習に機能する読解力を育成するカリキュラムと実践モデルの開発を行った。 その結果、ベルリン市の取組を参考にしつつ、子供たちが今後の社会を生きるために必要な読解力を明らかにすること、その際、各教科等との連携を図ること、その能力を育成するための授業改善を進めること、などが重要であることが明らかになった。
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