期間内に以下の2回の調査を行いその結果を日本特別活動学会第24回大会及び第25回大会で発表し、さらに『宇都宮共和大学論叢』にその一部が掲載予定である。 2014年度に「現代の子どもの友人関係における特質に関する調査」を行い、周囲の子どもとの人間関係を過度に意識する傾向については2003年に行った同種調査とほぼ同様の結果が得られたが、過度に意識する傾向が弱まるとともに対教師関係の良好化の傾向がみられた。2015年度に行った教員調査では、2003年調査に比べ「声をかける」「ほめる」「相談を受ける」などの行動が増え、それらの行動が学校行事の指導において多いことが明らかになった。
|