本研究は、行動問題を示す発達障がい児者にかかわる支援者に対する支援プログラムを開発することを目的とした。そのために、①支援者が行動問題に対する支援計画を立案するときに躓くプロセス及び知識や技能を調査した、②①を踏まえた支援計画を立案・実施するための教員を対象とした学習会を開催し、そのプログラムの妥当性を検討した、③教員を志望する学生を対象として、臨床活動を利用したトレーニングを行い、その効果を検討した、④児童発達支援事業等に携わる職員、福祉施設職員、発達障がい児の保護者を対象とした事例検討会を継続的に実施し、その効果を検討した。
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