我が国の大学に適したプロアクティブなキャリアデリバリーモデルを構築することを目的に,まず,潜在的な支援対象者をセルフアセスメント型でセグメントする基準について検討した。次に,実践への応用を目的に現行のキャリア教育プログラムを事例にして,設定したセグメント基準が潜在的な支援対象者を判別し,適切なキャリアサービスを提供できるのかどうかについて検証した。加えて,キャリア教育・支援をリアクティブ型からプロアクティブ型に変容させるために必要な教育・支援体制について,現状把握と今後の検討課題の抽出を行った。
|