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2016 年度 研究成果報告書

二次元量子スピン反強磁性体のナノスケール微粒子における新奇なエッジ効果

研究課題

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研究課題/領域番号 26390010
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ナノ構造物理
研究機関九州工業大学

研究代表者

出口 博之  九州工業大学, 大学院工学研究院, 教授 (30192206)

連携研究者 小西 健介  愛媛大学, 理工学研究科, 准教授 (00263921)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード二次元量子スピン反強磁性体 / ナノスケール微粒子 / 磁気エッジ効果 / 電子スピン共鳴 / 超常磁性
研究成果の概要

La2CuO4ナノスケール微粒子の作成を行い,その構造および粒径を調べて磁気測定を実施した.ナノスケール粒子の磁化率の温度依存および磁化過程の測定を行った.La2CuO4ナノスケール微粒子のESR測定を行い,スペクトルの温度依存性を詳しく調べた.磁気測定では,超常磁性が観測され,データ解析の結果,S=1/2, g=6の磁気モーメントによる磁性であることが判明した.ESR測定からは,4つのスペクトルが観測され,主成分としてS=1/2, g=6のスペクトルが存在することが確認された.非常に大きなg値をもつ超常磁性が存在することが明らかになった.この超常磁性は二次元面のエッジ効果によると考えられる.

自由記述の分野

低温物理

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公開日: 2018-03-22  

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