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2017 年度 研究成果報告書

急冷凍結法と低温超音波計測を用いたシリコン結晶の原子空孔形成エネルギー決定の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26390055
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 結晶工学
研究機関九州工業大学

研究代表者

金田 寛  九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 特任教授 (30418131)

連携研究者 根本 祐一  新潟大学, 自然科学系, 准教授 (10303174)
後藤 輝孝  新潟大学, フェロー (60134053)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードシリコン / 原子空孔 / 形成エネルギー
研究成果の概要

シリコンウェーハに対して高温熱処理を施し、ウェーハ中の単原子空孔濃度が熱平衡濃度に達している状態を実現した。この高温熱平衡状態からウェーハを急冷凍結した。急冷ウェーハに対し、低温超音波計測の方法によって、低温における弾性定数C44のソフト化の振る舞いを計測した。計測されたソフト化のデータから単原子空孔濃度の絶対値を決定した。この値を用いて、単原子空孔の形成エネルギーの評価を試みた。得られた形成エネルギーの値は従来の常識的な値よりは小さめであったが、その不一致の理由を明確にすることができた。この点を改善すれば、本実験方法の延長線上で、単原子空孔の形成エネルギーを正確に決められる見通しが付いた。

自由記述の分野

半導体材料科学

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公開日: 2019-03-29  

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