研究課題
基盤研究(C)
本研究では、世界初デュアルポート共振器利用して第2高調波発生により量子相関を持つ量子状態の生成を試した。また、光パラメトリック増幅器を用いて光のスクイーズドとコヒーレントの異なる状態間での多光子干渉の実験を行った。干渉のビジビリティは20%程度となっている。ビジビリティの改善が必要であるが、光の量子干渉に関して、光の位相だけでなく振幅にも依存するという新たな現象を初めて実験的検証することができた。今後、この原理を応用し、任意個光子を持つNOON 状態生成を期待されている。
量子光学