研究課題
基盤研究(C)
垂直磁気特性を有する磁性積層膜における磁気光学キャビティ効果を利用することで、通常の単層膜に比較して約200倍に達する巨大磁気光学性能を実現することに成功した。水素ガスセンサとしての実用化を目的として、地域企業との共同研究に発展させることができた。また、磁性ナノ構造体で見出した特異な磁気光学現象が、貴金属微粒子の局在プラズモン共鳴に起因した磁気光学的な位相反転によることを明らかとした。磁性プラズモン共鳴を利用した新たなバイオ化学センサの実現可能性を見出すことに成功した。
光磁気物性