研究課題
基盤研究(C)
パルスレーザーを利用して発生させたナノ秒衝撃波パルスをペンスリット単結晶爆薬に印加し、衝撃起爆現象に関する研究を実施した。ナノ秒衝撃波パルスを用いて測定された状態方程式は従来型手法による結果とよく一致することが分かった。ラマン分光実験では、衝撃圧縮誘起のピークシフトが観測されたが、そのシフト量は分子振動モードによって異なることが示された。特に1293 cm-1の圧力誘起ピークシフトは明瞭であることが分かった。
物性物理学、火薬学、高圧力科学