研究課題
基盤研究(C)
放射光施設の挿入光源ビームラインにおいて、ストリップライン型光電面を用いた検出素子の技術を応用した光ビーム位置のパルス・モード計測を実現するために、検出素子の高周波特性とともに、耐熱性を高めた光位置モニタを開発した。ダイヤモンド薄膜をヒートシンクに用いた独自の検出器を新しく考案し、試験機の設計・製作を行った。本試験機を偏向電磁石ビームラインの基幹チャンネル部に設置し、光位置モニタとしての総合的な動作試験を実施した結果、パルス長が目標値の半値全幅で1ns以下の単極性パルス信号として観測できることを明らかにした。
放射光計測、真空工学