本研究では、大規模分散メモリ並列粒子法フレームワークの開発と地上構造物に対する津波被害の定量的/定性的評価を実施した。大規模分散メモリ並列粒子法フレームワークの開発では、CPU/GPU/MIC向けの高速計算アルゴリズムの開発を行い、高精度なMPS法の半陰的解法の実装と検証を行った。地上構造物に対する津波被害の定量的/定性的評価では、気仙沼市街地にある駅舎に対して津波波圧を外力とした構造解析を実施し、構造健全性を評価した。加えて、33台の乗用車を配置し、駅舎の周りを浮遊する解析を実施した。本研究成果を、LexADV_EMPSという名前のオープンソースソフトウェアとしてWEBに公開した。
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