研究課題
基盤研究(C)
リキッドクリスタルエラストマのソフト弾性と呼ばれる応力ひずみ曲線,などはそのメカニズムがよく分からない現象の一つである。そこで,当研究では,このように複雑な物質内部構造の変化を直接求めることはあきらめて,その代わり物質内部の長さの単位が変化することで応力の特異性などがおこると考える。このような考え方に沿って構成されたフィンスラー幾何モデルによって,すでに知られている実験結果と首尾一貫する数値計算結果が得られた。
計算科学