ラグランジアンファイブレーションの組織的構成

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26400032
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 代数学
• 研究機関: 北海道大学
• 研究代表者: 松下 大介 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (90333591)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: シンプレクティック / ラグランジアン

研究成果の概要

複素構造の変形を利用して，既約シンプレクティック多様体の第二コホモロジー群の元が定める線型系と自己同型群について調べた．前者に関しては，既約シンプレクティック多様体の複素構造の変形の空間の中で豊富な第二コホモロジー群の元が定める線型系が写像を定める部分と埋め込みを定める部分は共に開集合であることを示した．後者に関しては，複素構造を適当に変形することで，自己同型群は階数が第二ベッチ数から二を引いた無限巡回群を含むことを示した．

自由記述の分野

高次元代数幾何学