研究実績の概要 |
本年度は、高速カメラ制御用のPCを導入した。このカメラシステムを用いて、京都大学飛騨天文台ドームレス太陽望遠鏡および中国昆明撫仙湖観測所で太陽微細構造の観測を行った。観測対象は、黒点暗部粒状構造、賠償爆発現象であるエラーマンボム、針状のスピキュールジェットなどであった。 この観測に並行して、これまでの観測結果を解析することを行った。これをまとめて、以下の3論文を出版した。(1)Kitai, R.; Watanabe, H.; Otsuji, K.,「Morphological study of penumbral formation, PASJ, Volume 66, Issue SP1, id.S11,2014. (2)Watanabe, H.; Kitai, R.; Otsuji, K.「Formation and Decay of Rudimentary Penumbra around a Pore」, The Astrophysical Journal, Volume 796, Issue 2, article id. 77, (2014).(3) Nagata, S.; Morita, S.;Ichimoto, K.; Nishida, K.; Nakatani, Y.; Kimura, G.; Kaneda, N.; Kitai, R.; UeNo, S.; Ishii, T. T.「The Tandem Etalon Magnetograph of the Solar Magnetic Activity Research Telescope (SMART) at Hida Observatory」, PASJ, Volume 66, Issue 2, id.45,(2014)
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