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2016 年度 研究成果報告書

超対称性のない弦模型の物理と宇宙観測による検証

研究課題

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研究課題/領域番号 26400253
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関首都大学東京

研究代表者

北澤 敬章  首都大学東京, 理工学研究科, 助教 (20271158)

研究協力者 Augusto Sagnotti  ピサ高等師範学校, 教授
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード弦理論 / 超対称性の破れ / コンパクト空間 / 電弱対称性の破れ / 宇宙背景輻射 / インフレーション
研究成果の概要

時空10次元の超弦理論に基づく模型の余分な6次元空間は現在の実験で観測できない程度に有限体積でかつ小さくなっていなければならず、さらにその大きさと形は時間変化せずに安定でなければならない。その安定性を超対称性のない弦模型におけるDブレーンの非自明な動力学によって実現する機構を提案した。また、弦模型における電弱ゲージ対称性の自発的破れを超対称性のない弦模型におけるDブレーンの非自明な動力学によって実現する機構も提案した。さらに、超対称性のない弦模型において宇宙背景輻射のゆらぎの大角度成分について予言を行い、さらに、宇宙観測の専門家と共に、その予言が実際に観測によって支持されることを示した。

自由記述の分野

素粒子物理学(理論)

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公開日: 2018-03-22  

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