研究課題
基盤研究(C)
強磁性体中の希土類不純物の超微細場を精密に測定し、中重核領域の中性子過剰核の磁気モーメント決定の際の基準となる原子核の磁気モーメントを再評価することで、この領域全体の原子核の磁気モーメントの精度向上を目指した。鉄中のPm-147および鉄中のCe-140の摂動角相関測定を行い、高分解能のCdZnTe検出器を採用した新しい摂動角相関測定系を完成させたが、法規制で研究期間の大部分において京大の研究炉が期間稼働せず、精度向上に必要なデータ取得まで至らなかった。
原子核物理