• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

第一原理計算に基づく有機半導体中の不純物欠陥の理論

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26400310
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物性Ⅰ
研究機関千葉大学

研究代表者

中山 隆史  千葉大学, 大学院理学研究科, 教授 (70189075)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード有機半導体 / 第一原理計算 / 不純物欠陥 / 金属クラスター / 原子間相互作用 / 不純物分布 / 吸着構造 / 励起子散乱
研究成果の概要

本研究では、量子力学に基づく大型数値計算を用いて、有機分子半導体中に侵入した金属不純物原子の安定な形態と電子物性を調べた。その結果、不純物原子には半導体中に分散して分布するものとクラスターをつくるものの2種類があること、前者の不純物はイオン化していてキャリアの易動度を劣化させること、後者の不純物は電子を放出してトンネルリーク電流を発生させること等を明らかにした。これら成果は、有機半導体の不純物欠陥物理の進展をもたらし、将来のデバイス開発にも指針を与えるものである。

自由記述の分野

物性理論、表面界面物理、半導体物理、ナノサイエンス

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi