• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

半導体量子ドット集合系における超短パルス超蛍光の発生メカニズム

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26400320
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物性Ⅰ
研究機関東京理科大学

研究代表者

宮島 顕祐  東京理科大学, 理学部第一部応用物理学科, 准教授 (20397764)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード超蛍光 / 励起子分子 / 量子ドット / コヒーレンス / 超短パルス
研究成果の概要

我々は、励起状態にある二準位系集合体が協同的に光を放出する「超蛍光」と呼ばれる現象を研究対象とし、半導体量子ドット集合系を用いて超蛍光が超短パルス光となって放出される機構を研究した。その結果、我々の試料であるCuCl量子ドット集合系からは他の固体物質と比較しても高温で超蛍光が発生することを明らかにした。これらの特徴は、半導体量子ドットの自然放出寿命が短いため、量子ドット間のコヒーレンス形成が非常に速いことに起因していると考えられる。そして、量子ドットの密度制御などにより、1ps以下となる超短パルス光が発生し得ることを示すことができた。

自由記述の分野

光物性

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi